
【第4回】不動産会社に相談する本当の価値|司法書士・税理士が語らない“現場の知恵”とは?
「空き家のことは誰に相談したらいいのか分からない…」
司法書士?税理士?行政?——相続や税金の専門家に相談するのもひとつの手ですが、空き家の活用や売却に関しては、“不動産の現場”を知っている不動産会社への相談が最も実践的で早道です。
今回は、不動産会社だからこそできる具体的な支援と、他士業とは違う「現場の知恵」についてご紹介します。
1.司法書士・税理士との違いとは?
司法書士や税理士は、登記や相続手続き、税金申告のスペシャリストです。
一方、不動産会社は以下のような“実動”に関わる部分をトータルで支援できます。
・不動産の査定(現地調査・価格算定)
・市場ニーズに合った活用提案(売却・賃貸・管理)
・近隣相場や買主・借主の傾向をもとにした実務アドバイス
・解体やリフォーム、測量などの外部業者手配
つまり、法的・税務的な“理論”を扱う士業に対し、不動産会社は“現場で動く”ことが役割なのです。
2.不動産会社だからこそ気づける視点とは?
・「築年数が古い=売れない」ではない。ニーズによってはリノベ目的で高く売れることもある
・立地条件や周辺状況を見て、「更地にすべきか」「建物付きで売るか」の判断ができる
・査定の段階で「税制優遇が使えそう」といった事前判断が可能
・相続人が複数いる場合、利害調整において第三者として中立的な調整ができる
3.地元密着型の不動産会社「緑地」が選ばれる理由
当社・緑地では、空き家問題に悩むお客様から以下のような声を多くいただいています。
・「何から始めればいいか分からなかったけど、手順を整理してもらえて安心できた」
・「地元の事情に詳しく、他県の業者では分からない情報を教えてくれた」
・「解体・リフォーム業者の紹介まで一括で対応してくれて助かった」
・「相続登記・税金・売却…すべてまとめて相談できたのが決め手だった」
【まとめ】
空き家の相談は、「誰に相談するか」で解決スピードも満足度も大きく変わります。
もちろん、司法書士や税理士と連携する場面もありますが、「まず不動産会社に聞いてみる」ことで、自分に合った選択肢が明確になります。
次回は、実際にお客様から寄せられた質問をもとにした「空き家相談会の実例集」をご紹介します。リアルな悩みにどう答えたのか、現場の声をお届けします。
