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不動産会社の選び方で悩む売却前に確認すべき実績比較のポイント

不動産売却

竹下  猛

筆者 竹下  猛

不動産キャリア14年

私たちは地域での売上No.1ではなく、顧客満足度No.1を目指しています。売上が高い会社でも、必ずしも内容が充実しているわけではありませんが、私は質の高いサービスを提供すれば、自然と売上もついてくると信じています。お客様が気軽に相談できる、安心して何でも話せる場所を目指し、誠実で分かりやすい対応を心がけています。お困りごとがあれば、ぜひお気軽にご来店ください。

不動産の売却が思うように進まず、今の不動産会社や担当者のままで良いのか迷っていませんか。
査定価格は高かったのに問い合わせが少ない、販売期間が長引いている、報告が少なく状況が見えないなど、少しずつ不安が積み重なっている方も多いはずです。
そこで本記事では、不動産会社の選び方を見直すべきサインから、売却実績の正しい比較の仕方、担当者を選び直すチェックポイントまで、順を追って分かりやすく解説します。
今の会社に任せ続けるのか、それとも担当変更や乗り換えを検討するのかを判断する材料として、ぜひ最後まで読み進めてみてください。

今の不動産会社を見直すべきサイン

まず、売却価格の設定が周辺の成約事例と大きく乖離している場合は注意が必要です。
国土交通省が公表する不動産取引価格情報や指定流通機構の成約データでは、物件種別ごとの成約価格や取引件数が四半期ごとに集計されていますが、これらと比べて明らかに高すぎる、あるいは低すぎる価格提案が続く場合は要確認です。
また、売却開始から一定期間が経過しても内見が極端に少ない、価格見直しの提案が全くないといった状況も、販売戦略の適切さを見直すサインになります。
加えて、販売活動の報告が月に1回もない、問い合わせ件数や反響の具体的な数字が示されない場合は、情報共有の姿勢にも課題があると判断できます。

次に、売却実績の有無や担当者の経験値も重要なチェックポイントです。
不動産流通推進センターや各指定流通機構の統計では、中古住宅や土地の成約件数が毎月公表されており、売買仲介は一定の取引ボリュームがある分野と示されていますが、にもかかわらず担当者が最近の売却事例をほとんど挙げられない場合は不安が残ります。
また、最新の市場動向や税制、契約実務についての研修が各団体で継続的に行われているにもかかわらず、担当者が制度改正や取引慣行に疎い場合は、知識の更新が不十分と考えられます。
さらに、価格調整の提案や販売方法の工夫が少なく、他の選択肢を検討するような具体的な提案力が感じられない場合も、会社や担当者の変更を検討すべき典型的なケースです。

そして、不動産会社や担当者を早めに見直すことには、売却結果を左右し得る大きなメリットがあります。
指定流通機構や不動産流通関連の統計では、既存住宅の成約までの期間が一定の範囲に収まる傾向が示されており、適切な価格設定と販売戦略が取られていれば、過度に長期化する例は多くありません。
一方で、販売開始直後の数か月は購入希望者の反応が最も集まりやすいとされるため、この時期に戦略が噛み合わないと、本来得られたはずの成約機会を逃すおそれがあります。
そのため、販売活動の内容や報告に違和感を覚えた段階で早めに相談先を見直すことで、適正な価格や期間での売却につながる可能性が高まります。

確認項目 要注意の状態 見直しの目安
売却価格の妥当性 成約相場とかけ離れ 相場データと継続比較
販売期間と反響 長期化と内見不足 数か月で状況再点検
報告内容と頻度 報告希薄で数字不足 定期報告が続かない時

売却実績の正しい見方と「比較」の基準

不動産会社の売却実績を見る際は、単に成約件数の多さだけで判断しないことが大切です。
国土交通省の不動産取引価格情報や成約価格情報では、物件の種別、面積、築年数、取引時期などの条件を指定して検索でき、エリアごとの成約価格や取引件数の傾向が把握できます。
また、不動産流通推進センターの統計では、物件種別ごとの成約件数や媒介契約の状況などが整理されており、売買市場の動きを俯瞰できます。
こうした公的データを参考にしながら、成約価格、平均売却期間、物件種別など、複数の項目を組み合わせて実績を確認することが重要です。

次に、自身の物件条件と近い事例がどれだけあるかを確認することが欠かせません。
国土交通省の不動産情報ライブラリでは、成約価格情報を検索し、取引時期や物件種別をそろえることで、近い条件の事例を一覧で把握できます。
不動産流通に関する統計資料でも、中古マンションや一戸建て、土地など、種別ごとの成約状況が整理されているため、どの分野の取引が多いかを知る手掛かりになります。
このように、自身の物件に近い条件の成約事例が多い分野で実績を持つ会社かどうかを比べることで、売却を任せる相手をより適切に選びやすくなります。

ただし、実績データだけで不動産会社を選ぶと、本来重視すべき対応品質を見落としてしまうおそれがあります。
国土交通省が公表する各種統計や不動産価格情報は、市場全体の傾向を把握するために有用ですが、個々の取引における説明の分かりやすさや報告頻度、相談のしやすさといった要素までは示していません。
そのため、売却実績の件数や成約価格の水準を確認しつつ、面談時の説明内容、質問への回答の丁寧さ、連絡手段や頻度など、定性的な部分も併せて比較する視点が必要です。
数字と担当者の対応の両面を総合して判断することで、納得感のある売却活動につながりやすくなります。

確認項目 見るべきポイント 比較の目的
成約件数 物件種別ごとの件数 得意分野の把握
成約価格 近い条件の価格帯 価格水準の目安
平均売却期間 売却完了までの日数 販売スピードの比較
説明や提案 根拠や方針の明確さ 安心して任せられるか
対応姿勢 連絡頻度と丁寧さ 不安の少ない取引

不動産会社・担当者を選び直すチェックポイント

まず、不動産の売却を得意とする会社かどうかを確かめることが大切です。
その際には、売却を担当する部署の体制や、直近の売却件数・成約価格の傾向などを質問すると判断材料になります。
あわせて、宅地建物取引士の資格を持つ担当者が、売却活動の中心となっているかも確認すると安心です。
資格の有無だけでなく、説明の分かりやすさや、売却の流れ・費用について具体的に答えられるかも重要なポイントです。

次に、複数の会社や担当者を比較するときは、査定価格だけで判断しないことが重要です。
査定価格の根拠として、成約事例や周辺の売出事例をどのように示しているかを確認し、説明が具体的かどうかを比べてみてください。
さらに、販売戦略や広告方法、内覧対応の体制、報告頻度や内容など、実際の活動の中身を質問し、他社と比較すると違いが見えやすくなります。
仲介手数料については、宅地建物取引業法で上限が定められているため、その範囲内で合計費用や支払い時期を整理しておくとよいです。

また、不動産会社や担当者を選ぶ際には、避けたいリスクにも注意が必要です。
相場から見て明らかに高すぎる査定を示し、根拠を十分に説明できない場合は、売却の依頼を取りたいだけの可能性があるため慎重に検討してください。
さらに、他社からの問い合わせを制限して自社だけで買主を探そうとする「囲い込み」は、売却期間の長期化や売却価格の低下につながるおそれがあるため、注意すべき行為です。
内覧件数が極端に少ない、他社の案内がほとんど入らないといった状況が続く場合は、販売状況の説明を詳しく求め、必要に応じて会社や担当者の見直しを検討することが大切です。

確認したい項目 チェックポイント 注意したいリスク
担当者の専門性 宅地建物取引士資格の有無 法律・手続の説明不足
査定内容 成約事例に基づく根拠 根拠不明の高額査定
販売活動の実態 広告方法と報告頻度 囲い込みによる長期化

担当変更・乗り換えの進め方とトラブル回避策

まずは、現在結んでいる媒介契約の種類と内容を正確に把握することが大切です。
専任媒介契約や専属専任媒介契約では、契約期間の上限は原則として3か月以内と定められており、期間中の解約や担当変更の可否も契約書面で確認できます。
そのうえで、担当変更で改善が見込めるのか、別の不動産会社への乗り換えが適切なのかを整理しながら、売却活動への影響が最小限となる時期と方法を検討することが重要です。
このように契約内容に基づいて冷静に手順を踏むことで、感情的な対立を避けつつ、納得感のある見直しにつなげやすくなります。

次に、担当変更や会社変更を進める際には、現在の不動産会社とのコミュニケーションの取り方が大きなポイントになります。
まずは、売却価格や広告の内容、内見数や問い合わせ状況など、具体的な数値や事実に基づいて不満点や不安点を整理し、面談や電話で落ち着いて伝えることが大切です。
そのうえで、「担当者の変更で対応が改善するか」「契約満了を待って他社に切り替えるか」など、選択肢ごとのメリットとデメリットを確認しながら話し合うと、無用な誤解を生みにくくなります。
また、契約更新のタイミングに合わせて他社の査定や提案も比較しておくと、切り替えの判断がしやすくなります。

さらに、トラブルを避けるためには、媒介契約書や重要事項説明書などの書面を事前によく読み、法律上のポイントを押さえておくことが欠かせません。
宅地建物取引業法では、媒介契約の種類ごとの義務や報告頻度、自己発見取引の可否などが定められており、違約金や解約条件の有無も契約書に明示されます。
担当変更や乗り換えを検討する際には、レインズへの登録状況や広告掲載の範囲、手数料の上限と支払い時期などの項目も一つずつ確認しておくと安心です。
もし不明点があれば、署名押印をする前や契約更新前の段階で、宅地建物取引士に具体的な条文や運用方法について丁寧な説明を求めることが重要です。

確認すべき書類 主な確認項目 トラブル予防の観点
媒介契約書 契約期間と更新条件 解約時期と手続きの明確化
重要事項説明書 物件の権利関係と制限 契約不適合リスクの把握
活動報告書など 広告内容と反響状況 担当者変更の判断材料

まとめ

不動産売却で後悔しないためには、今の不動産会社や担当者を客観的に見直し、売却実績や比較のポイントを押さえることが重要です。
説明の分かりやすさや提案力、報告の頻度などは、売却結果を左右する大切な要素です。
「今のままで本当に大丈夫かな」と少しでも不安を感じた方は、一度当社へご相談ください。
契約内容や現在の状況を丁寧にヒアリングし、乗り換えや担当変更の可否も含めて、売主さまの立場で分かりやすくアドバイスいたします。
問い合わせだけでも歓迎しておりますので、まずはお気軽にご連絡ください。


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